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2009年1月3日土曜日

おせち料理起源,バレンタイン,元気,チャンス

おせち料理。
2008年はリーマンブラザーズ証券の破綻以来100年に一度と言われる大不況に突入。
景気は急激に落ち込みました。
そして、今年2009年のお正月。
おせち料理も少し地味になっているでしょうか?
それとも、2009年への期待をかけていつもより豪華なおせち料理でしたでしょうか?

おせち料理ひとつとっても、その人の性格が垣間見れるのかな?と言う印象を受けます。

そんな、おせち料理。
いつから始まった風習なのでしょうか?
あなたはご存知ですか?

平安時代の貴族社会で年初めや3月3日。5月5日といった節供に神前へお供えした料理。また、お客に出された料理。
お節句(せちく)。というのが語源になっているみたいです。

このお節供が庶民に浸透してきたのが江戸時代に入ってからといわれています。

そして、現在のおせちの形が出来たのは第二次世界大戦後みたいです。
戦後、デパートが重箱に料理を入れておせちと売り出したことがきっかけでおせち料理のスタイルが出来上がったみたいです。

重箱に入った御節料理。
今では、すっかり定着していますけど、歴史は意外と浅いものだったんです。

バレンタインデーのチョコレート同様。頭のいい商売人のアイデアが風習を作るものなんですね。
エスキモーに氷を売るという本は素敵なタイトルですが、商売人たるものニーズは自分で作るものなんですね。

需要のないところに需要を生み出すのはすばらしい想像力の賜物。
サラーリーマン一年生に先輩社員が説教する話題で、ジャングルの原住民に靴を売るセールスマンの話が有名です。

ジャングルに靴をセールスに行ったセールスマンが2人いて、
一人は、原住民は靴を履いていない。靴のニーズがまったくない。そんな人たちに靴を売るなんて出来っこないと。
もう一人は誰も靴を履いていない。これはわが社の靴を売り込む大チャンスだと。

この考え方の違い、成功と失敗を分ける決定的な違いだと思います。
日本人ならば、誰もが知っているであろうおせち料理という習慣。
おせち料理ですら、戦後に定着した風習。

チャンスはどこにでも転がっているものです。

2009年は100年に一度の大不況を、チャンスを探す想像力を駆使して明るい元気な社会に変えたいですね。