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2008年5月6日火曜日

蛤 読み方 帰省ラッシュ

蛤。

なんと読むか分かりますか?

先日、私の家のスタッフとともに近くの海岸に遊びに行きました。

曇り空で肌寒い日だったのですが、たまの連休ということで出かけました。

すると、なぜか珍しく鰯(イワシ)が浜辺近くまで来ており、たくさん収穫できました。

こんなこともあるのか?と思いました。その魚を目当てにかもめの群れも空で踊っていて、まさに海という雰囲気。

テトラポットの近くの貝を拾ってきて家で焼いて食べたりと、なかなか収穫の多い一日でした。

そんな連休も今日で最後明日からは仕事が始まります。

もっとも私自身は農家なので毎日が仕事。休日というものは基本的にはないと考えています。

富山県からはるばる遊びに来ていた友人が今日。高速バスで東京駅。そして新幹線で富山へと帰って行きました。

そんな連休の海のひと時。

海のダイヤとも呼ばれる蛤は残念ながら取れませんでした。

蛤はもちろんハマグリ。

なかなか高級な食べ物ですが、あれは間違いなく美味しいですね。

美味しい上に、栄養面でもなかなか見逃せない食材。


休日とはいうものの、連休の行楽疲れで明日からは仕事。

ちょっとため息。

貧血気味で顔色もさえない。なんていう女性の方には特にオススメ。

鉄、カルシウムなどのミネラル類をバランスよくそして美味しく補給できます。

さらに効果的なのはビタミンCの豊富な食材とともに食べること。

例えばキャベツなんかを一緒に食べると鉄分の吸収が高まります。

でも、なかなか手が出ないんですよね。

高くて・・・。

2008年5月3日土曜日

ぜんまい 薇 ゼンマイ 山菜



今日はしっとりとした雨模様でのスタート。

多少の雨は、植物の成長を促します。

山の植物も、一気に成長してきます。

先日、ゼンマイを収穫しました。

ゼンマイはさすがに、レアな食材といえるのではないでしょうか?

食べたことはありますか?



ぜんまいはすぐには食べることが出来ない食材の一つです。

採取した山菜はすぐには食べずに、保存のため塩漬けにしたり乾燥させたりします。

これらの長期保存法は、保存中に自然にアクが抜けて、アク抜きの効果があります。

また、調理のときに塩出しをしたり、茹でたりして戻すとアクがよく抜けます。

筍もそうですが、料理法を間違えると、台無しになってしまう食材。

初めての人は、知識のある人の助言を受けるといいと思います。



味的には、油炒め・煮物・和え物・味噌汁の具など、どんな料理にでもオススメできる万能食材です。


それにしても山菜は、下ごしらえに手間がかかるものが多いです。

どうしてだと思いますか?

山菜は厳しい自然の中で自生しています。

そのため、一種の自衛作用から、独特の苦み・辛み・えぐみなどの強いクセを持っているとも言われています。

中には、クセもなく淡泊な味でそのまま生食できるものもあります。

しかしほとんどが、調理する前にアク抜きを必要とします。

この特有のアクの主成分は、アルカリ性食塩・アルカロイドなどで、食べても有害というわけではありません。

しかし、アクが強すぎ、まともに噛んだのでは渋くて口にできないほどだったり、多量に食べるとアクで口中を荒らしてしまう山菜もあります。

やっぱり、灰汁抜きをして美味しくいただきたいですよね。

昔から山菜として利用されてきている山野草には、それぞれ美味しく食べるための処理方法が工夫されています。

歯ごたえや香りを上手に残しながらなおかつえぐみを取る。

その調理法が、山菜料理の楽しみの明暗を分けるのかもしれませんね。


チャレンジする価値はありです!!

ちなみに、時計のゼンマイはこの山菜の薇(ぜんまい)が語源のようです。

ご存知でしたか?
ぜんまいゼンマイ