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2008年9月8日月曜日

2008年9月7日日曜日

汚染米転売,食の安全,米粉加工業「三笠フーズ」(大阪市)

汚染米転売事件。

以下引用

基準値を超える農薬やカビ毒で汚染された「事故米」を食用に不正転売していた米粉加工業「三笠フーズ」(大阪市)の冬木三男社長(73)が6日、大阪市内で記者会見し、厳しい経営打開のため、事故米の危険性を知りながら、利ざやを狙って不正転売を現場に指示していたことを認めた。転売は5、6年前から行い「二重帳簿」など、隠ぺいのための偽装工作も同社長が指示したことを明らかにした。

 経営者自らによる不正主導で、産地偽装など相次ぐ不祥事で傷ついた「食」の安心・安全に対する消費者の信頼感はさらに損なわれそうだ。

 三笠フーズ本社の社員は5日、元九州事業所長が混入したと本社の関与を否定する一方、名指しされた元所長は「冬木社長の指示だった」と答えていた。

 会見の冒頭、冬木社長は深々と頭を下げ「国民の皆さまに多大な迷惑と心配をかけ、心よりおわびします」と謝罪。「販路(の解明)を徹底し、製品の回収に全力を傾けている」と述べるとともに、不正転売などについて「私の方から指示した」「私の責任」と認め、問題解決後、辞任することも示唆した。

 動機について「経営が厳しくて、つい」「利益が出るから、と九州の現場から(提案が)上がってきて、私が指示した」と説明した。事故米の販売先は「農林水産省に帳簿を持っていっており、私からは申し上げられない」と話した。

 農水省の5日の説明によると、事故米は、基準値を超えるカビ毒アフラトキシンや殺虫剤メタミドホスで汚染されており、九州の焼酎メーカー4社が買い取った。大阪、京都などの米穀店や仲介業者も購入したとされるが、農水省は具体的な社名や商品名を公表していない。

 冬木社長の説明によると、同社はカビを目で見て除くなどして選別し、焼酎メーカーや製粉会社に売った。一部はせんべいなどの米菓に加工された恐れもあるという。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-2008090...


より、引用おわり。


本来は工業用のノリなどの原料としての米だったらしいです。

それもそのはず、危険な農薬の残留。
恐ろしいカビ毒。

言葉もでない・・・。

そんな事件です。

さらに、その米がもうすでに流通して、焼酎、おせんべいに姿を変えているという。

人為的にこんなことができるのか?

誰しもそう考えると思います。

しかし、現実にこんな事件が起きているのはすでに確実な事実。

私たちは、何を食べればいいのか?
安心して食べられる食料。

私は農家です。
幸い米は自分で栽培しているので、今回の汚染米を食べることはないです。

しかし、おせんべいは?
焼酎は?
他にも、米を使った加工食品は多くあります。

おせんべい。
私は、地元のおせんべい屋さんに自分で育てたもち米でついたお餅を薄く延ばしたおせんべいを焼いてもらっています。

素朴な味ですが、私は好きです。

もちろん、普通に買ったおせんべいも食べますが、今後、自家流のおせんべいの比率が高くなるかもしれません。

こんな事件を聞いてしまっては・・・・。

しかし、自家製のおせんべい。
おせんべい屋さんに頼むと料金はスーパーなんかで買うおせんべいと比べるとかなり高くつきます。

正直、贅沢品。高級品。
私の家ではそういう位置づけです。

しかし、安全はただでは買えない時代になってしまったと言うのなら、それもしかたのないことなのかもしれません。

あなたは今回の事件どう考えましたか?


米。

日本人にとってあまりにもなじみのある食材。
産地偽装?
ブレンド米?
今となっては小さな問題になってしまったのかもしれません。

主食の安全。絶対に守ってもらいたいものです。
農家の知り合いがいる人はいいですが、知り合いに農家がいない人は何をよりどころにご飯を食べればいいのでしょうか?

本当に主食の安全。絶対に守ってもらいたいものです。

2008年9月5日金曜日

奉納相撲  佐渡ヶ嶽部屋 琴光喜






8月25日。





何の日かご存知でしょうか?

私の地元では、毎年8月25日には稲荷神社にてお祭りがあります。

500年以上続く歴史あるお祭りです。

メインは奉納相撲。

巫女舞。

奉納相撲では本格的な土俵で、本格的なマワシをつけての相撲です。

大相撲、佐渡ヶ嶽部屋の力士を招いたりしたこともありました。
今親方の琴ヶ梅 や 琴光喜。
佐渡ヶ嶽部屋 の 琴光喜は当時は名も無き若者といった感じでした。

その後の活躍で大関にまでなったことはあなたもご存知だとおもいます。

今年の奉納相撲。

天気予報では90%の確立で雨。

かなり、土砂降りの日が続いていた日々、今年の開催はかなり危ぶまれていました。

これで、雨が降らなければ、神様も信用できるなんて、話していました。

そして当日。

雨は降りませんでした。

たいしたものです。神秘的な力を信じた人も多かった。そんな奉納相撲でした。

しかしながら、今年は波乱が多かったです。

2人が病院に搬送されました。

一人は膝の靭帯を負傷。

一人は腕の骨を折ってしまいました。

それだけ真剣な相撲の取り組み。

今年は大学時代に相撲部で活躍していた整形外科のお医者さんも参加してくれました。

話を聞いてみると、大相撲で活躍している雅山や高見盛と同期で、取り組みの経験もあるとの事。

身長は190センチの長身で大学卒業後のブランクがあってもかなりのオーラ。

見ごたえがありました。

小学生2名の巫女による、舞も素晴らしかったです。

この例大祭。

8月25日に毎年ある行事です。

地元最大の行事です。

最近では昔から伝わる伝統の行事も、廃止や縮小の傾向が強い傾向があります。

どこの地域でも共通の問題点だと思います。

奉納相撲で言えば8月25日は昔からのしきたりですが、少し日にちをずらして、日曜日や土曜日にあわせて開催したり・・・。

そんな傾向があると思います。

祝祭日ですら、土曜日日曜日月曜日と3連休になるように本来の日にちをずらしているこの時代。

伝統やしきたり。

そういったものは軽んじられる傾向にあります。

効率重視の世の中。

アイデンティティを守っていくことは難しいのかもしれません。

しかし、このような伝統行事。しきたり。

守っていきたいものです。

効率だけを考えるならば、そのうち世界はどこへ行ってもスタンプで押したような画一の世界へと変化してしまうかもしれません。

あなたのすむ街には伝統行事。何かありますか?