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2008年9月5日金曜日

奉納相撲  佐渡ヶ嶽部屋 琴光喜






8月25日。





何の日かご存知でしょうか?

私の地元では、毎年8月25日には稲荷神社にてお祭りがあります。

500年以上続く歴史あるお祭りです。

メインは奉納相撲。

巫女舞。

奉納相撲では本格的な土俵で、本格的なマワシをつけての相撲です。

大相撲、佐渡ヶ嶽部屋の力士を招いたりしたこともありました。
今親方の琴ヶ梅 や 琴光喜。
佐渡ヶ嶽部屋 の 琴光喜は当時は名も無き若者といった感じでした。

その後の活躍で大関にまでなったことはあなたもご存知だとおもいます。

今年の奉納相撲。

天気予報では90%の確立で雨。

かなり、土砂降りの日が続いていた日々、今年の開催はかなり危ぶまれていました。

これで、雨が降らなければ、神様も信用できるなんて、話していました。

そして当日。

雨は降りませんでした。

たいしたものです。神秘的な力を信じた人も多かった。そんな奉納相撲でした。

しかしながら、今年は波乱が多かったです。

2人が病院に搬送されました。

一人は膝の靭帯を負傷。

一人は腕の骨を折ってしまいました。

それだけ真剣な相撲の取り組み。

今年は大学時代に相撲部で活躍していた整形外科のお医者さんも参加してくれました。

話を聞いてみると、大相撲で活躍している雅山や高見盛と同期で、取り組みの経験もあるとの事。

身長は190センチの長身で大学卒業後のブランクがあってもかなりのオーラ。

見ごたえがありました。

小学生2名の巫女による、舞も素晴らしかったです。

この例大祭。

8月25日に毎年ある行事です。

地元最大の行事です。

最近では昔から伝わる伝統の行事も、廃止や縮小の傾向が強い傾向があります。

どこの地域でも共通の問題点だと思います。

奉納相撲で言えば8月25日は昔からのしきたりですが、少し日にちをずらして、日曜日や土曜日にあわせて開催したり・・・。

そんな傾向があると思います。

祝祭日ですら、土曜日日曜日月曜日と3連休になるように本来の日にちをずらしているこの時代。

伝統やしきたり。

そういったものは軽んじられる傾向にあります。

効率重視の世の中。

アイデンティティを守っていくことは難しいのかもしれません。

しかし、このような伝統行事。しきたり。

守っていきたいものです。

効率だけを考えるならば、そのうち世界はどこへ行ってもスタンプで押したような画一の世界へと変化してしまうかもしれません。

あなたのすむ街には伝統行事。何かありますか?

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