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2007年10月31日水曜日

新型トラクター納品

新型トラクターを購入しました。
古いトラクターが故障だらけで、修理に出す機会が多く日々の仕事の段取りに支障をきたすからです。
今年は、ヨトウムシの大発生で野菜が食べられてしまうことが多かったです。
苗を植えて、2.3日後には全滅というケースも何回かありました。
どうやら、ビニルハウスのパイプやビニールに卵を産んでいるみたいで、苗を植え終わった後から、パラシュート部隊のように大量の虫が上から落ちてくるということに気がつきました。
時間差をおいて、何度も何度もパラシュート部隊が降ってくるので、通常の防除ではまったく歯が立たない状態です。
そこで、今日からは、ピストル噴霧で、卵をたたき落とすように心がけました。
来年以降は無視に負けないように心がけます。

2007年10月29日月曜日

プラソイラー購入

今日はプラソイラーという部分深耕ができる装置を購入しました。

やはり、野菜は水の管理が重要です。
水かけ三年という言葉があります。
これは、水のかけ方を覚えるだけでも3年はかかるよ。ということです。
しかしながら、水のかけ方を覚えても、土の中の水の流れを把握していなければ無駄です。

長年農業をしていると土の中には深さ30センチくらいの場所に硬盤層という硬い土の層ができていきます。すると、その硬盤の上が野菜の根が生えることができる範囲になります。
根が生えることができる層を作土層といいます。
その作土層が薄いと水をかけたときに水分を蓄えられる量は少ないのです。
その結果、暑い日が続くと作土層の水はすぐに蒸発したりしてなくなってしまいます。
水がなければ当然、野菜は枯れてしまいます。
逆に、水を多くかけすぎると、水を蓄えきれなくなって、土が流出したり肥料成分が流れ出してしまったりします。
作土層が薄い土地で野菜を栽培するためには、水を絶妙なタイミングで生かさず殺さずで、コントロールしなければなりません。

そこで、作土層を厚くするべくプラソイラーで硬盤層をこわします。 
すると、硬盤層の下にも根っこが生えていくことができます。
水をぜんぜんかけなくても、硬盤層の下の層には水分が多くあるので、水分確保は万全です。
また毛細管現象という働きで、硬盤層の下の水分が上の層まで染みあがってきます。その結果適度に水分が地表付近から蒸発できるので揮発熱により地表の温度は下がります。
干ばつが心配なのは夏の暑い時期なので、冷却効果は野菜の生長にプラスです。
また、水を多くかけすぎても硬盤層の下に水が染みって行くので肥料成分が流れ出したりする心配もなくなります。

これなら、水の管理は多少いい加減でも問題はありません。
言ってみれば初心者の人が水掛をしてもうまくできちゃいます。
水掛だけの方向から物事を捉えると、非常に難しく感じてしまいます。
しかし別の面からそれを見てみると案外簡単に解決策が見つかったりします。

これは、どんなことにもいえると思います。一歩ひいて全体を見つめるようにすると問題が問題でなくなるということはよくあります。

個人情報も前面に出すぞ!担い手会

私は、茨城県行方市というところを拠点に農業をしています。

ロケーションとしては、関東地方です。大都市、東京に近いので、東京に住む多くの人に自分の栽培した野菜を提供できる場所です。
距離的には東京まで約100キロメートルです。
地図で見ると、霞ヶ浦北浦という湖にはさまれており、高速道路や電車のアクセスは悪いです。

気候としては、湖に挟まれた土地で、太平洋にも近く割りと温暖で冬でもビニルハウスを使った促成栽培が可能です。

全国的にも農業の盛んな場所で、数々の野菜が市町村単位で全国生産量トップシェアを誇っています。また、他品目の野菜が栽培されており、東京の台所(野菜部門)といった感じです。

そんなこんなで、農業が非常に盛んなこともあり、地元の農家のやる気もめちゃくちゃ高いのです。
農家の人で作る、野菜の品種ごとの研究会みたいな集会がたくさんあります。
この集会は多層構造になっており出荷団体ごとや年齢別や地域別といった感じで、幾層にも団体が絡み合って有機的に結合しているのです。

その中で、40前の農家の皆さんで結成されている担い手会という団体があります。
この担い手会という団体は独自にウェブサイトを作成しています。
実名や会員の写真も載せているという個人情報流出そっちのけの、志の高いみなさんです。
http://www.umaido.com/ninaite/

2007年10月28日日曜日

自分自身の目標

壁に将来の自分自身の姿を貼っています。
目標を具体的にイメージするとそれが実現するというナポレオンヒルの言葉を信じて実際やっています。
私の考えは彼のPMA哲学という考え方に影響をうけているのです。

成功を目指して

初めてblogで農業の記録をします。