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2008年5月3日土曜日

ぜんまい 薇 ゼンマイ 山菜



今日はしっとりとした雨模様でのスタート。

多少の雨は、植物の成長を促します。

山の植物も、一気に成長してきます。

先日、ゼンマイを収穫しました。

ゼンマイはさすがに、レアな食材といえるのではないでしょうか?

食べたことはありますか?



ぜんまいはすぐには食べることが出来ない食材の一つです。

採取した山菜はすぐには食べずに、保存のため塩漬けにしたり乾燥させたりします。

これらの長期保存法は、保存中に自然にアクが抜けて、アク抜きの効果があります。

また、調理のときに塩出しをしたり、茹でたりして戻すとアクがよく抜けます。

筍もそうですが、料理法を間違えると、台無しになってしまう食材。

初めての人は、知識のある人の助言を受けるといいと思います。



味的には、油炒め・煮物・和え物・味噌汁の具など、どんな料理にでもオススメできる万能食材です。


それにしても山菜は、下ごしらえに手間がかかるものが多いです。

どうしてだと思いますか?

山菜は厳しい自然の中で自生しています。

そのため、一種の自衛作用から、独特の苦み・辛み・えぐみなどの強いクセを持っているとも言われています。

中には、クセもなく淡泊な味でそのまま生食できるものもあります。

しかしほとんどが、調理する前にアク抜きを必要とします。

この特有のアクの主成分は、アルカリ性食塩・アルカロイドなどで、食べても有害というわけではありません。

しかし、アクが強すぎ、まともに噛んだのでは渋くて口にできないほどだったり、多量に食べるとアクで口中を荒らしてしまう山菜もあります。

やっぱり、灰汁抜きをして美味しくいただきたいですよね。

昔から山菜として利用されてきている山野草には、それぞれ美味しく食べるための処理方法が工夫されています。

歯ごたえや香りを上手に残しながらなおかつえぐみを取る。

その調理法が、山菜料理の楽しみの明暗を分けるのかもしれませんね。


チャレンジする価値はありです!!

ちなみに、時計のゼンマイはこの山菜の薇(ぜんまい)が語源のようです。

ご存知でしたか?
ぜんまいゼンマイ

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