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2008年3月24日月曜日

春分の日 米 とぎ汁 湖 環境 みかん

春分の日 米 とぎ汁 湖 環境


先日は春分の日でした。

とっても、風が強くてビニールハウスが飛ばされないかと心配でした。

金曜日も風が強く寒かったです。

しかし、どんどん暖かくなってきていますね。

農家の私の場合。

野菜の成長が明らかに早くなっているので季節の移り変わりがよく分かります。

私は、裸が好き。夏が好きなので、

暖かくなるのは大歓迎です。

が、

忙しくなってきました。

野菜の成長が早くて、仕事に追われるようになってきました。

なかなかパソコンに触れる機会も減ってしまったわけです。

春分の日ということで、親戚の方が昨日今日と、うちのお墓参りに来ました。

その中で、茨城県の自然環境対策の委員をやっている人がおりまして、

今回も湖の浄化についての話や、環境対策の予算の話なんかを聞かせてもらいました。

地元、霞ヶ浦という湖。

琵琶湖に次いで日本で2番目に大きい湖ですが、その口は水門で閉じられております。

そのせいで、水が汚れてしまった・・・。

なんていう意見も多いわけです。

しかし、実際は霞ヶ浦周辺の人口が増えすぎてその下水に湖の浄化能力が間に合わない。

それが根本的な原因のようです。

生活排水。工業排水。農業排水。いろいろ種類はありますが、浄化装置は増えているものの、
圧倒的にどうしようもないギャップ。


湖岸をコンクリートで固めたせいだ。(昔は湖岸に葦やマコモといった植物があった)
水門を閉めたら、汚れた水がたまってしまうのは当たり前だ。
などなど、いろいろな意見はありますが、

結局、人間の生活には無理があるみたいです。
これは、分かる人にしかわからないと思いますが、
ドラゴンボールという漫画にたとえるなら、界王拳を使って生活しているのが現代人です。
その、生活様式に地球が耐えられない・・・。
相当無理をしている。

そんな感じです。

かといって、一度便利な生活を体験してしまった人が、不便な生活に戻る。
これも、なかなか出来ることではないですよね?

この辺のバランス。
本当に難しいと感じます。

親戚の環境関係の委員さんに、霞ヶ浦が本当にきれいになるための見通しはあるのか?

そう尋ねたところ、それはないということでした。

10億円規模の予算を使っていろいろ努力はしているみたいですが、焼け石に水。
これ以上酷くならないための方策。
それが現実らしいです。

それでも、何もしないよりはいいとは思いますが、根本の生活スタイルを変えない以上、
水を浄化するというのは難しいようです。

開発のツケを更なる開発で押さえ込むという手法は最終的には行き詰る。
そんな予感がします。

あなたはどう思いますか?



そんなこんなで、生活排水を減らす工夫としてすぐ思いつくのが、
米のとぎ汁。

とぎ汁には、ビタミンB1・B2、脂質。でんぷん質がおおくふくまれています。

これは、なんとなく想像がつく人も多いと思います。

このとぎ汁。

昔の人は、濃い目のとぎ汁で顔を洗うと、肌がすべすべになるということを知っていました。

また、大根やサトイモ、タケノコ、ごぼうを炊くときのあく取り。

そして、とぎ汁に含まれる油分は板間の床磨きにも最適。

さらに、食器洗いの際も、とぎ汁につけておいてから洗うと油汚れが良く落ちる。

などなど、洗剤を少しでも少なくするための工夫。
そういう地味な努力でもみんなでやれば効果があると思います。

また、とぎ汁以外にもみかんの皮、これを魚を焼くときのグリルに入れておくと、
洗うのがとっても簡単になります。(これオススメ!!)

オレンジ由来の洗剤。深夜放送のTVショッピングなんかではやってましたけど、
みかんそのものをグリルに入れても効果的なんです。

知っていましたか?

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