先日3/8土曜日にEM菌の講習会が地元野菜出荷組合にて開催され
いわゆる毒入り餃子事件。
有機農業推進法の成立。
などなど、食の生産現場の意識が再認識される状況になりました。
そんな中、EMの開発者。
日嘉照夫琉球大学名誉教授は、
今までのEMを更にパワ-アップさせるEMセブンを開発!
EMセブンは、抗酸化能力の高いEM。
従来のEM1号2号3号にプラスしてあげることで
実際に、私達の地元の出荷組合に、テスト依頼がありサツマイモに使
糖度が2~2.5度程度高くなり、食味が向上するという結果がわかってきたのです。
そこで、大々的にEMセブンの使用を推奨するということになりまし
3/8土曜日は、
㈱EM研究所から、津曲 徹 先生を講師にお招きして講習会を実施しました。
EMを導入してから、早15年。
地元の野菜出荷組合は、日々研究実践を重ねてきました。
EM導入の趣旨は、農薬や化成肥料を減らし、安心安全で
そういうことでスタートしたわけです。
ここにきて、自分たちの方向性が間違いではなかったと
そういう流れです。
ちなみにEMって何のことかご存知でしょうか?
言葉としての「EM」は有用微生物群の英語名、Effective Microorganisms (エフェクティブ・マイクロオーガニズムス) の頭文字から付け
られた造語。
EMは複数の微生物を共生させた微生物資材です。
微生物というと知っている人にはスゴイ存在です。
が、知らない人には何が何だか全く分からない存在でもあります。
分かりやすい例で言えば、納豆を作る納豆菌とか、
葡萄を発酵させてワインにするのも微生物の力。
目に見えない存在なので、なかなか気にして生きている人はいないと
本当にすごい力を秘めています。
例えば、農家が堆肥を作るとき、稲のわらなんかを積み上げておくと
ておけばそれぐらいの温度です。
これも、微生物の力。
最近は、TVなどの報道でも、石油を作り出す微生物とか
たまに放送されるときがありますけど、
微生物とうまく共生していくノウハウは今後ますます重要になると思
どうでしょうか?
今回のEM菌もなかなか宣伝文句は素晴らしいです。
が、うまく使うにはそれなりに工夫や手間がかかります。
使い方を間違うと、期待していた効果がでなかったり、
下手をすると、逆効果になるケースもあります。
どんなに良いものでも、使い方は大切ですよね。
地元の野菜出荷組合。使い方の研究をしているようなものです。
みんな、とても研究熱心で質問も飛び交い、熱気のある講習会です。
しかし、講習会の参加メンバー。
本当に高齢者が多いです。
あと何年かしたら、地元の農業はどうなるのだろう・・・。
そんな考えも頭をよぎりました・・・。
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