先日、お土産に野菜を持っていきました。
味には絶対の自信のある品です。
これは絶対おいしいから食べて下さい。
といって、渡してきました。
・・・。
ところが家に帰って、お土産に持っていった野菜と同じ区画の野菜
ありませんでした。
何年間も味のブレがなく美味しい野菜を作り続けていたノウハウが
野菜は難しい。
野菜というのは、工業製品のようにいつも同じ品質を作るのは難し
気候条件等、人間にはどうすることもできない要因で
。
早速、私は、お土産をあげた人に、今回の野菜は美味しくない旨を
毎年、味の良い野菜を提供していたが、今回のはたまたま味が悪か
こうして考えると、味を売りにした野菜の販売がいかに難しいかが
野菜の味は食べてみるまでわからないからです。
しかも、同じノウハウで育てた野菜でも、少し場所が違ったりする
です。
肥料の散布に少しばらつきがある。
水のかかりに少しばらつきがある。
これだけで、味は変わってしまいます。
この野菜が美味しくても、隣の株の野菜が同じ味とは限らない。
しかし、すべての株が美味しくないと売り出すレベルにはならない
90パーセントが美味しくても10パーセントが美味しくなかった
して、売り出すことは出来ません。
そうして考えると、永久に美味しい野菜を売り出すことは出来ない
ただ、残りの90パーセントが、一般の野菜よりものすごく美味し
こんな、美味しい野菜があるんだよ。と教えたくはなります。
このジレンマは、なかなか解決できません。
2008年1月23日水曜日
野菜の味 天気予報のみぞ知るのか
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